テフロン加工フライパン、どう手入れする? 『長持ちのコツ』を老舗料理道具店に聞いた
【フッ素樹脂加工のフライパンのデメリット】
・フッ素樹脂加工に寿命がある。
・調理時や洗っている時などに傷付く可能性がある。(フッ素加工した層が剥がれる可能性がある)
・強火に弱い。
地金の上にフッ素樹脂を塗布して層状に固めたものなので、傷付けると剥がれてしまいます。
また、フッ素樹脂は耐熱性に優れていますが、使っているうちに劣化して剥がれやすくなることも。強火に長時間さらすのはフッ素樹脂加工の寿命を早めることになります。
フッ素樹脂加工のフライパンのお手入れとは
大変便利なフッ素樹脂加工のフライパンですが、上記のとおり寿命があります。
では、フッ素樹脂加工のフライパンのお手入れはどうすればいいのでしょうか。
1908年創業の老舗料理道具店『釜浅商店』の齋藤あゆみさんにうかがったところ、テフロン加工が施されたフライパンの場合には、「とにかく傷付けないこと」が第一だそう。
フッ素樹脂加工された層が傷付き、剥がれてしまうと、せっかくのメリットが失われてしまうからです。
『釜浅商店』の齋藤あゆみさん
炒め物を作る時や、調理後のお手入れの時に金属製のヘラなどを使うのはNGです。