老舗道具店「目的別に選んで!」 自分にピッタリの『フライパンの選び方』とは?
齋藤さんによれば「鉄のフライパンの場合には、洗う時に洗剤を使わないほうがいい」そうです。理由はせっかくなじんだ油が抜けてしまうからです。
鉄のフライパンの手入れでは、たわしなどで汚れを落としたら、数秒火にかけて水気を蒸発させてください。
フッ素樹脂加工のフライパン
一般に『テフロン』といわれるのがこのタイプ。鉄や合金製の地にフッ素樹脂でコーティングしたフライパンです。
フッ素樹脂を層状に重ねることで、食材が焦げ付きにくく、汚れが落としやすくなっています。お手入れもしやすいので扱いやすいフライパンです。
齋藤さんによれば「フッ素加工は劣化していくので、買い替えるタイミングをよく見極めて使ってください」とのことです。
アルミのフライパン
アルミニウムは熱伝導率が高く、しかも軽い物質です。アルミのフライパンは、とても軽く、力のない人でも扱いやすいのが特徴です。
熱伝導がよく、すぐに温まるのもメリットで、深めのフライパンならお湯を沸かすのにも使えます。パスタを作るのに向いていますが、肉などを焼く場合はくっつきやすく使いにくいです。
齋藤さんによれば「IH調理器具では使えないので注意してください」