「すぐやる」「コレは便利」 傘の撥水効果を復活させる方法が目からウロコ
手軽にできて嬉しいと思う一方で、「一体なぜそうなるのか」と疑問を抱く人もいるのではないでしょうか。
傘が水滴を弾くのは、その表面にフッ素樹脂コーティングという加工が施されているためです。
水を弾かなくなってしまうのは、長く使ううちに加工が傷んでしまうため。傷みの原因は「傘の開閉」や「直接触れた時の皮脂」なので、ある程度は仕方がない問題だといえるでしょう。
一方で、フッ素樹脂には「熱を加えると元に戻る」という性質があります。ドライヤーの温風でフッ素樹脂に働きかけることで、撥水効果を取り戻そうという仕組みです。
100%新品の状態に戻すのは難しいですが、温風を当てる前と後では確かな違いを感じられるはず。生地同士が重なる部分は、特に意識して温風を吹き付けてみてください。
ちなみに、傘以外にもこの裏技は使えます。「撥水加工」という表示のあるレインコートも、ドライヤーで温風を当てることで水を弾く効果を復活させられるでしょう。
とっこさんのアイディアに対して、フォロワーからは「傘、やってみます」というコメントが寄せられています。撥水効果が弱まり、処分しようと思っていたお気に入りの傘も、この裏技を使えばさらに愛用できるのではないでしょうか。