柳原可奈子、脳性まひ娘の『装具』公開 写真に「素敵すぎる」「めっちゃイイ」
病気や事故などが原因で、身体を思い通りに動かすことのできない人は一定数存在します。
社会がどれだけバリアフリー化を推進していても、困難は生じるもの。障がいを持つ人たちは、さまざまな器具を活用し、できるだけ日常生活が快適になるよう工夫をしているのです。
柳原可奈子、脳性麻痺の娘の『短下肢装具』をお披露目
2023年11月20日、お笑いタレントの柳原可奈子さんがInstagramを更新。長女のために用意した装具を公開しました。
柳原さんの長女は、脳の損傷が原因とされる、脳性麻痺を患っています。脳性麻痺は筋肉がこわばることで、身体を動かしづらくなる症状もあるのです。
そういった症状を持つ人が活用するのが、短下肢装具。
足首や関節をしっかりと固定することで、歩く際などに動きをサポートをする効果があります。
柳原さんが長女と相談を重ね、こだわってオーダーした、世界に1つだけの短下肢装具をご覧ください!
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
やわらかい印象のパステルカラーが基調で、かわいらしいワッペンが付いた、長女の短下肢装具。
柳原さんによると、色合いは子供向け番組『おかあさんといっしょ』(NHK)のキャラクターである、みももをイメージしたのだとか。
また、イチゴやアニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)のドキンちゃんのワッペンは、長女の要望で取り入れたのだそうです。
親子の愛が詰まった、長女の短下肢装具について、柳原さんはこのように紹介しています。
リハビリで立位の練習に使用する以外にも、変形を防ぐ意味もあるので、日中座位保持に座っている時も履いてるよ
左足は内反足を抑えるためにベルトが一つ多いのと、足底の厚みと傾斜が少し右と違うと思います。
さらに、金属支柱で膝下までしっかりサポート(膝下ぴったりに作成しても、気づいたら身長が伸びていて☺️前の装具よりだいぶ大きくなっていることに成長を感じました)
緊張が強い時はしっかりストレッチしてから踵がぴったり合うように履かせますが、これがなかなか難しい!踵が合っているかがとっても大切ですね
この新しい装具ができてから数回リハビリに立ち会いましたが、前より左足の親指が地面にしっかりついている感じがします‼️
今後リハビリで練習を重ねて、しっかり足裏に体重をかける感覚を覚えていってほしいなぁと思います!
yanagihara_kanako_ーより引用
柳原さんの投稿に対し、ネットからは5万件の『いいね』や、「本当にオシャレで素敵!」「こんなにかわいらしい装具があるだなんて…!」といった声が寄せられています。
しっかりとサイズを測り、プロが作ってくれた短下肢装具。そこに、柳原さんの愛も詰まっているため、長女の安心感はぐんと増すでしょう!
[文・構成/grape編集部]