客から受けた理不尽なクレーム 内容に「店員が気の毒」「やめてほしい」
接客業は、不特定多数の人と関わる仕事。
面と向かって他人と接するため、直接感謝の言葉を受けることもあれば、時には理不尽なクレームに悩まされることもあるでしょう。
スーパーマーケット(以下、スーパー)で働く、あとみ(yumekomanga)さんの勤務先では、店員に向かって高圧的な態度を取る人がたまに現れるのだそう。
ある日、あとみさんがレジ打ちをしていると、同僚のレジで会計中の男性客が突然怒鳴り始めたといいます。
『レジで怒鳴る人』
あとみさんいわく、同僚の女性はもともとあまり動じない性格なのだとか。激昂する男性客を前にしても、落ち着いて対応していたといいます。
その後、駆けつけた社員と3人で話をするも、男性客の怒りは収まらなかった様子。
違う社員と副店長も駆けつけ、長い時間クレームの対応をした結果、男性客は現金で支払いを済ませ、ブツブツいいながら帰っていきました。
男性客がなぜ怒っていたのか、同僚に聞くと?
同僚いわく、男性客は、自身のクレジットカードが使えないことに怒っていたのだそう。
クレジットカードが使えない場合は、店員の操作ミスでない限り、カード会社の不具合や、有効期限切れ、利用可能額を超えた支払いなどが考えられます。
きっと、同僚の元に駆けつけた社員たちも、男性客のクレジットカードを通して使えないことを確認していたでしょう。
その日の閉店間際、男性客が電話で謝ってきたことを社員から聞いたあとみさんが、後日同僚に伝えたところ、「へーそうなんだ、よかった」とあっさりな返答…!
終始動じない同僚に、「すごいな」と思った、あとみさんなのでした。
【ネットの声】
・怒鳴る人はたまにいますよね。ほかの客もビックリするから、やめてほしい。
・私が働いている店にも、有名なクレーマーが2人います。もう少し冷静になってほしいです。
・店員が気の毒。冷静に対応しても、なかなか収まらないことのほうが多いです。わざわざ謝ってくるのはまだ誠実だけど、理不尽なクレームはやめてほしいよ…。
完全に店側のミスだと判断できる時は相手に伝える必要がありますが、自分側にも思い当たる節がある場合は、まずそちらを確認するのが大切でしょう。
また、客だから「なんでもいっていい」という考えは間違い。理不尽な理由で怒りをぶつけたり、相手を傷付けたりする行為は、どんな立場でも許されていいはずがありません。
接客時のみならず、相手をおもんぱかった行動を心がけたいですね。
[文・構成/grape編集部]