羽生善治が表彰式で『1人2役』 コントのような事態に「さすが」「セルフ授与は笑う」
2023年に創設された、満50歳以上の現役棋士が『達人』の称号をかけて戦う『第1回達人戦立川立飛杯』の決勝が、同年11月25日に東京都内で行われました。
先手の羽生善治九段が丸山忠久九段に139手で勝利し、初代達人になったことで、まさかの展開となり注目を集めています。
羽生善治の1人2役に笑いが巻き起こる!
表彰式には、同年6月に日本将棋連盟会長に就任した羽生さんが登壇。
司会者にうながされるまま「優勝、羽生善治殿。あなたは『第1回達人戦立川立飛杯』において真摯敢闘、見事な成績を収められました。よってここにその栄誉を讃え、表彰します」と、会長として自らに贈る賞状を読み上げたのです!
続いて賞状を受け取るジェスチャーもすると、会場は笑いに包まれました。
忙しい1人2役に触れつつ、羽生さんは優勝者としてこのように述べています。
優勝者として「自分の名前を呼ぶのは面映ゆい。
1つの結果を残せた。棋士として大きな目標でもあった。これを機に前進していければ」とあいさつし、喝さいを浴びた。
サンケイスポーツーより引用
羽生さんが強いからこそ起きてしまった事態は、ネットでも拡散され、盛り上がりを見せました。