「さぞいい温泉だったんだな」 湯の花が豊富な温泉が自慢の宿 客が帰った後で見つけたものとは?
ホテルや旅館などでは、客がサービスへの意見やお礼のメッセージを書き残しておくことがあります。
そこで働いている従業員にとって、客からの好意的な声は、励みになるものでしょう。
温泉に残された『メッセージ』
青森県十和田市にある、温泉宿『南部屋』がX(Twitter)に投稿した、ある写真が反響を呼んでいます。
十和田湖や奥入瀬渓流、八甲田山など、雄大な自然景観に囲まれた同宿では、加温や加水、循環、消毒などを一切行わない、湯の花が豊富な『源泉100%かけ流し』の温泉を楽しむことができます。
湯の花とは、温泉成分が凝縮して固まったもので、さまざまな効能があるといわれており、湯の花が豊富なことは良質な温泉であることの証ともいえます。
同宿では入浴する客が少ない日には、下の写真のように浴槽のふちが真っ白になるほど、たっぷり含まれているそうです。
ある日のこと、日帰り入浴をした客が帰った後、宿のスタッフが浴場を確認すると、思いがけないものを見つけました。
こちらの写真をご覧ください。
「いいおゆ」「ありがとう」
湯の花が積もった浴槽のふちに指で書かれていたのは、客からの感謝の言葉でした。