くらし情報『冷凍食品の「凍結前加熱の有無」って何? 企業の解説に「誤解してた」「1つ賢くなった」』

2023年11月30日 09:47

冷凍食品の「凍結前加熱の有無」って何? 企業の解説に「誤解してた」「1つ賢くなった」

目次

・「加熱していません」=「生」とは限らない
・「加熱してありません」と表示される3つのパターン
・製造過程でまったく加熱をしていない商品
・加熱後、凍結直前に別の工程がある商品
・加熱の工程はあるものの、完全加熱ではない商品
※写真はイメージ

日々の食卓に欠かせない冷凍食品。温めるだけで食べられるものもあれば、調理を楽にし、時短が叶う商品も多く存在します。

しかし、パッケージ裏面をよく見た時、「加熱してありません」と書かれていると、少し不安になってしまうことも。

文字通り加熱されていない、生ものを冷凍したものなのでしょうか。その正しい意味を解説します。

「加熱していません」=「生」とは限らない

「凍結前加熱の有無」の正しい意味について、食品メーカーである日清食品が公式サイトで答えています。

食品衛生法に基づいた表示で、凍結直前に加熱した製品は「凍結前加熱して有ります」となりますが、加熱調理していても凍結直前に別の工程がある製品の場合には「加熱していません」と記載されます。必ずしも加熱工程が無いという意味ではありません。


日清食品ーより引用

つまり「凍結前加熱の有無」とは、凍結「直前」での加熱の有無のみを表しているということです。

明らかに加熱してあるように思える冷凍食品にも「加熱してありません」という表示があるのは、こういった理由なのです。

「加熱してありません」と表示される3つのパターン

さらに細かく説明すると、「凍結前加熱の有無」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.