くらし情報『冷凍食品の「凍結前加熱の有無」って何? 企業の解説に「誤解してた」「1つ賢くなった」』

2023年11月30日 09:47

冷凍食品の「凍結前加熱の有無」って何? 企業の解説に「誤解してた」「1つ賢くなった」

に「加熱してありません」と表示される冷凍食品には3つのパターンがあります。

製造過程でまったく加熱をしていない商品

これは分かりやすく、文字通りまったく加熱処理をしていないものです。素材を生のまま凍結している商品などが当てはまります。


加熱後、凍結直前に別の工程がある商品

これは最も誤解を招きやすいパターンです。

製造過程で加熱の工程はありますが、凍結直前に別の工程があるため「加熱してありません」と表示されます。

例えば、加熱後に水冷・トッピング・カットなどをしている商品です。あくまで凍結「直前」には加熱していないという意味で「加熱してありません」という表示になります。

加熱の工程はあるものの、完全加熱ではない商品

最後に、加熱はしているものの、調理上の「完全加熱」ではないパターンがあります。

例えば冷凍野菜などは、調理加熱の8割程度まで加熱をして下処理をしている場合があるのです。加熱の工程はあるものの「完全加熱」ではないため、この場合も「凍結前加熱の有無」には「加熱してありません」と表示されます。

少しややこしいですが、冷凍食品のパッケージに「加熱してありません」という表示があっても心配する必要はないということですね。

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