くらし情報『「とどのつまり」とは 意味や定義、使用例などを解説』

「とどのつまり」とは 意味や定義、使用例などを解説

この例文のような状況を表すのなら、「会議室に集まった私たちは、まず最初の議題に入った」が適切でしょう。

「彼は旅を始めており、とどのつまりイギリスに行き、その後フランスに行くつもりだ」

例文では、「とどのつまり」が過程の途中段階で使われていますが、実際には最終的な結果や行きつく先を表すものです。また一般的に「とどのつまり」はポジティブな意味合いで使われることはありません。

この例文では「彼は旅を始めており、今度はイギリスに行き、その後フランスに行くつもりだ」などがよいでしょう。

正しい使い方への注意点

「とどのつまり」は、何かの最終結果や結論を指す際、特に「思わしくない状況」に陥った際に使われます。

そのため、始まりの段階や途中経過を示す際には使用しません。

また、「とどのつまり」はある過程の結果を表すため、何かの流れや過程、議論が存在する文章で使われます。

単体の事象や状況に対して使うのは適切ではありません。


「長時間にわたる討論を繰り返したとどのつまり、私たちは最初の議題に入ることさえできなかった」

「さまざまな打開策を検討したが、とどのつまり、彼はその旅を諦めたのだ」

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