「とどのつまり」とは 意味や定義、使用例などを解説
・ビジネスでの文章
・一般的な文章
それぞれ解説します。
ビジネス文章での使用例
「とどのつまり」はビジネスの文脈でも使えます。
例えば、ある事業の未来について話している時に、もはやその事業が成功する見込みがないとしたら「とどのつまり、このビジネスにはもうチャンスがない」といえます。
最終的な結論を端的に伝える表現です。
しかし、「とどのつまり」は場面を選ぶ表現なため、使い方には注意しなければなりません。
一般的な表現「つまり」や「つまるところ」で代替可能な場合も多いです。
どの表現を選ぶかは、使う状況によります。
一般的な文章での使用例
「とどのつまり」を使った、一般的な文章の使用例を5つ紹介します。
「私たちは数か月にわたり新しい製品の開発に取り組みましたが、とどのつまり、現在の市場にはそれが受け入れられないことが明らかになりました」
「各部署から報告を受けましたが、とどのつまり、売上高は目標に達していません」
「複数の候補地を検討しましたが、とどのつまり、新しい工場の立地は再検討が必要となりました。
「研究を重ねましたが、とどのつまり、この病気の治療法はまだ見つかっていないという結論に達しました」