2023年12月22日 15:48
手作りの干し柿が被害に 『犯人』に向けた、貼り紙へのツッコミに「ホンマや!」
乾燥しやすく寒い冬は、干し柿を作るのに最適な季節。
軒先に吊るして、自家製の干し柿を作る人もいるようです。
岩手県遠野市にある観光施設『遠野 伝承園』でも、毎年園内で干し柿を手作りし、販売しています。
しかし、2023年にはあるトラブルがあったとして、同園はX(Twitter)のアカウント(@tono_densyoen)に写真を投稿しました。
干し柿を食べた『犯人』に告ぐ
「縁側に干している柿をとって、食べる人がいるの。まだ早いの!」
ある日、そう知らされたアカウント担当者。
確かに、乾燥中の柿の中には、実が食べられてヘタのみ残った状態のものが散見されました。
これ以上食べられては困るため、貼り紙を作って対策することにします。
「『ハクビシン』じゃない?人間みたいに、きれいに食べるらしい」との情報も聞き、ついに貼り紙が完成!
雑食で果物が好きな動物『ハクビシン』の対策になるのはもちろん、「これなら人間も読めるし!」と思ったのですが…。
「肝心の『ハクビシン』が読めません」
そうつっこまれて、アカウント担当者は「…ホンマや!」と声を上げたのでした。
とはいえ、同市は日本民俗学の名著『遠野物語』の舞台で、河童などの民話が残る地域。