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「声帯ごと取らなきゃいけないかも」 アイデンティティ田島直弥の報告に「無理しないで」の声

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「声帯ごと取らなきゃいけないかも」 アイデンティティ田島直弥の報告に「無理しないで」の声

2023年12月26日、お笑いコンビ『アイデンティティ』がYouTubeチャンネルを更新。

声優の野沢雅子さんのモノマネを持ちネタとしている、田島直弥さんの病状について明かしました。

同月16日、『オラのノドが完全につぶれました…』というタイトルの動画を公開し、声が突然枯れてしまったことを報告していた、田島さん。

ノドの治療を専門とする病院に向かい、診療を受けたといいます。

アイデンティティ田島直弥、ノドの不調について明かす


高い声を出そうとすると声がかすれてしまい、医師の力を頼った田島さん。

およそ5年ほどノドを酷使し続けたためか、酷い炎症を起こしており、ノドの全体がポリープになっていたのだとか。

声を出しすぎたり、風邪による咳が酷かったりすると、声帯に負担がかかります。炎症が起こることで、小さなふくらみが生じることがあるのです。


ノドにポリープがある状態だと、発声時に困難が生じ、声が枯れてしまったり、詰まるような違和感を覚えたりするといいます。

歌手やナレーターといった、声を酷使する人がなりやすいといわれている、声帯ポリープ。田島さんの場合は、モノマネを持ちネタとしていたこともあり、予想以上に症状が深刻だったようです。

田島さんは、診断時の医師とのやり取りについて、このように説明をしました。


「一部にポリープができてて、とかいうのはよく聞くでしょ」って(医師に)いわれて。

「ああ、なんとなく聞いたことあります。ポリープができてて、手術で取ったとか」。で、「あなたの場合はもう、声帯全部ポリープだから」って。


だから、手術をするってなったら、もう声帯ごと取らなきゃいけないから。そうしたら声出なくなっちゃうから、そんなことはしない。



アイデンティティ田島・見浦ーより引用


前述したように、声を使った仕事を生業としている人たちにとって、声帯ポリープは職業病といえます。小さいポリープであれば、その部分のみを手術で切除することが可能。しかし、田島さんの場合は声帯全体に広がるほどポリープが大きいため、いままで通りに喋ることができなくなると宣告されたのだとか。

お笑いタレントにとって、声は大切な身体の一部であると同時に、仕事道具。田島さんのように、モノマネを持ちネタとしている人であれば、尚更でしょう。

相方である見浦彰彦さんと、笑いを交えながら現状を明かす田島さんですが、ショックの大きさは容易に想像できます。


田島さんが明かした病状に、多くの人から心配する声が上がりました。

・つらいはずなのに、笑わせようとする姿にプロ意識の高さを感じた。

・心配です。無理はしないで、休める時はノドをしっかりと休めてください。

・あの『野沢ボイス』を完璧にマネできるのは、田島さんだけだと思っています。回復を祈ります。

幸い、声の調子は少しずつ回復に向かっているのだとか。しかし一般的に、ポリープが自然治癒する確率は高くないとされています。


そのクオリティから、アニメ『ドラゴンボール』シリーズファンからも高い評価を得ている田島さんのモノマネ。

今後が田島さんにとって最良の展開になることを、多くのファンが祈っています。

[文・構成/grape編集部]

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