簡単すぎる! 大手醤油メーカーのヤマサが教える『醤油の保存方法』とは
日本人にとって欠かせない調味料の1つとして挙げられる、醤油。
うまみや酸味などが絡み合った、バランスのよい味わいが特徴ですよね。
ただし、保存の仕方によっては黒く変色してしまったり、風味が落ちてしまったりすることがあるでしょう。
そんな醤油を上手に保存する方法が、大手調味料メーカーであるヤマサ醤油株式会社(以下、ヤマサ)のウェブサイトで紹介されています。
上手な醤油の保存方法
ヤマサによると、醤油が変質してしまう主な原因は、温度、空気、カビの3つにあるそうです。
それらを対策する、醤油の上手な保存方法について、以下のように紹介されています。
栓を開けると空気に触れ、酸化が始まります。酸化するとしょうゆの成分が変化して色が濃くなるので、まず、きちんとふたをすることです。
密封するとカビの侵入を防ぐことにもなります。
また、温度が高いほど、香り、色、味の変質が早くなるので、なるべく冷暗所(冷蔵庫がベスト)に保存してください。これは、カビの増殖をおさえるのにも役立ちます。
また、湯気の立った鍋の真上でしょうゆびんからしょうゆを注ぐと、びんの中に蒸気が入り、びんの口や上部に結露ができてカビの原因になることがあります。あらかじめ、おたまや小皿にとったしょうゆを鍋に加えるようにしましょう。
しょうゆを最後までおいしく使うコツは、保存法に注意し、開栓後はできるだけ早く(一ヵ月くらいで)使いきることです。
ヤマサ醤油株式会社ーより引用
きちんと容器の蓋をして密封したり、冷暗所に保存したりすることで、醤油の変質リスクを軽減できるのだとか。
また、開封後はなるべく早めに使い切るのがよいそうです。
それほど手間をかけることなく醤油の品質を保てるのは、嬉しいですね!
醤油を最後までおいしく味わいたい人は、ヤマサ直伝の保存方法を試してみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]