プリンにマヨネーズ? キユーピーが教えるレシピに「ビックリ」「アリなのか」
しっとりなめらかなプリンは、「お店でないと食べられない」と思っていませんか。ほんの少しのコツを意識することで、自宅でもしっとり、上品なプリンが作れます。キユーピー株式会社(以下、キユーピー)が紹介する裏技を参考にしてみてください。
まさかのマヨネーズを使用
マヨネーズメーカーとして抜群の知名度を誇るキユーピー。「キユーピーマヨネーズキッチン」という公式レシピサイトで、マヨネーズを使った裏技レシピを多数発信しており、「なめらかプリン」もその1つです。早速、材料と作り方を見ていきましょう。
材料4個分
牛乳・・・1カップ
卵(Mサイズ)・・・2個
砂糖(上白糖)・・・70g
キユーピー マヨネーズ・・・大さじ1
水・・・大さじ1
湯・・・大さじ1
キユーピーマヨネーズキッチンーより引用
作り方は以下のとおりです。
作り方調理時間 50分(冷やす時間は除く)
1.厚めの鍋に、砂糖20gと水を入れて熱し、カラメル色になるまで煮詰めたら火を止め、湯を加えてのばし、カラメルを作る。
2.ボウルに卵を割り、マヨネーズを加え、よく混ぜる。残りの砂糖、牛乳の順に加えて、さらによく混ぜる。
3.プリン型4個に1を入れ、2を流し込み、アルミホイルでふたをする。天板に並べて型が半分つかるくらい熱湯(分量外)をはり、160℃に予熱しておいたオーブンで卵液に火が通るまで焼く。 (目安時間20~30分)
4.3の粗熱がとれたら、冷蔵庫に入れ、冷やす。
キユーピーマヨネーズキッチンーより引用
「プリンにマヨネーズ!?」と思ってしまうでしょうが、ぜひその食感の違いを体感してみてください。調理時間の目安は、冷やす時間を除いて約50分です。子供と一緒に挑戦するのもよいでしょう。
作り方のポイントとマヨネーズの働きとは
プリンをなめらかに仕上げるコツは、プリン液の扱い方にあります。2の段階で材料を混ぜ合わせる時、卵液を泡立てないことが何よりも大切です。ダマを残さず、それでいて卵液に空気が含まれないよう注意しましょう。
マヨネーズを入れることでプリンの食感が変わるのは、乳化された植物油や酢が、卵に含まれるタンパク質同士の結び付きをソフトにしてくれるからです。「自宅でプリンを作ると、お店よりも硬くなってしまう」と感じる人も多いですが、これは加熱によってタンパク質同士が強く結び付いてしまうため。結び付きを必要以上に強くしないことで、食感が優しく変化します。
なめらかなプリンの食感は、疲れた心もほっこりと癒してくれるのではないでしょうか。必要な材料も決して多くはありませんから、ぜひお気軽に楽しんでみてください。
「プリンにマヨネーズを入れたら、味が変わってしまうのでは」と不安を感じる人もいるかもしれませんが、心配は無用です。マヨネーズの量はごく少量なので、味の変化は感じられないでしょう。誰でも実践できる簡単なコツなので、ぜひ試してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]