「意外と簡単」「自分でもできそう」 コンロとお鍋でごはんを炊く方法を大阪ガスが解説
日本人の食事に欠かせない「お米」は、「炊飯器で炊く」というご家庭が多いのではないでしょうか。よりおいしいごはんを楽しみたいなら、「鍋」と「コンロ」を使って調理するのもおすすめです。
大阪ガス株式会社が運営する「火で炊くコンロでごはん生活」より、具体的な方法を紹介します。
まずはお米の下準備を
「火で炊くコンロでごはん生活」では、自宅にある鍋に合わせたごはんの炊き方を紹介中です。まずはお米を炊く前の下準備からスタートしましょう。
1.たっぷりの水を入れたボウルに米を入れます。
2.手で米を回して水が白くにごれば水を捨てます。2~3回水を換えながら手早く洗います。
※1回の水洗いに時間をかけると、ぬかの匂いが水と一緒に米に吸収され、ご飯がぬか臭くなります。
3.水を捨てた後、米の粒をすり合わせるようにサクサクと音をさせながらとぎます。
4.さらに水を換えて洗い、水が澄んだ感じになるまで水を換えながら1~2回洗います。※ゴシゴシ洗うと米の表面に傷がついたり、米が割れてしまうので、べたついた炊き上がりや炊きムラの原因になります。
5.ザルに米を上げて、軽く水気を切ります。
6.米を鍋にうつして分量の水を入れます。30分以上浸水させた後に炊きます。
大阪ガス火で炊くコンロでごはん生活ーより引用
どの鍋を使う場合でも、ていねいな下準備は、ワンランク上の仕上がりにするためのポイントです。
基本を守って作業しましょう。
加熱時間は鍋に合わせて調整を
コンロと鍋を使ってごはんを炊く場合、どの鍋を選ぶのかによって、加熱時間が変わってきます。3合炊きする場合のそれぞれの時間は、以下のとおりです。
【土鍋】
中火で約10分→弱火で約5分→蒸らし時間約20分→でき上がり
【炊飯専用鍋】
中火で約10分→弱火で約15分→蒸らし時間約15分→でき上がり
【圧力鍋】
強火で約7分→低圧・弱火で約5分→蒸らし時間約10分→でき上がり
【多層鍋】
中火で約10分→弱火で約15分→蒸らし時間約15分→でき上がり
【フライパン】
中火で約10分→弱火で約15分→蒸らし時間約15分→でき上がり
【文化鍋】
中火で約10分→弱火で約15分→蒸らし時間約15分→でき上がり
コンロでごはんを炊く場合、魅力的なのが「おこげ」ではないでしょうか。炊き上がってから、さらに5~10分ほど強火で加熱すると、おいしいおこげができ上がります。ぜひお好みで試してみてください。
火を使ってコンロで炊いたごはんは、冷めてからでもおいしく食べられるのが特徴です。お弁当にもぴったりでしょう。
炊飯器とは違って、水加減や炊き具合など、自分自身で微調整できるのも魅力。ぜひごはんを炊くところから、日々の食事を楽しんでみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]