カイロは使用前に揉んだほうがいいの? 小林製薬が教える正しい使い方に「知らなかった」
冬の時期の外出に、欠かせないのが使い捨てカイロです。雪が舞うような寒い日でも、温もりを感じられるでしょう。普段何気なく使っているアイテムですが、正しい使い方をご存じですか。
「桐灰カイロ」でおなじみの小林製薬株式会社公式サイトより、使い方のポイント3つを紹介します。
「カイロは揉んだほうが早く温まる」は間違い
使い捨てカイロの使い方で、間違えやすいのが「開封直後」です。少しでも早く温まってほしいからこそ、「よく揉んでみる」という行動を取る人も多いのではないでしょうか。
残念ながら、カイロを揉んだからといって、発熱までの時間が短縮されるわけではありません。小林製薬によると、袋から出した後に数回振るだけで十分とのことです。
むしろ、カイロを強く揉むことによって発熱しなくなる可能性も。その理由について、小林製薬では以下のように説明しています。
カイロ本体は、そのままでは空気を通さない特殊フィルムなので片面あるいは両面に空気を取り込むためのミシン目が開けられています。その微孔から少しずつ空気が入るようになっているのですが、目詰まりを起こしてかえって発熱しなくなってしまうことがあります。