部屋の湿度、最適なのは何%? スーモが教える湿度の基礎知識に「意識してみます」
除湿には除湿機、エアコンの除湿機能、加湿には加湿器や濡れタオルをかけておくなどでも対応が可能です。
湿度が高すぎる・低すぎる場合の問題点とは
梅雨の時期や夏場には、高くなりがちな部屋の湿度。ベタベタと皮膚が張り付き、不快感を抱く人も多いでしょう。しかも湿度が高すぎることが原因で引き起こされるトラブルは、これだけではありません。
・熱中症リスクの上昇
・カビの発生
・ダニの繁殖
同じ温度条件でも、湿度が高いと暑く感じます。「汗をかいて蒸発させ、熱を発散する」というサイクルがうまく働かなくなり、熱中症リスクが上昇してしまうでしょう。カビやダニが増殖すれば、健康被害につながる恐れもあります。
一方、湿度が低すぎる場合、以下のようなトラブルが発生しがちです。
・インフルエンザや風邪リスクの上昇
・肌荒れやかゆみ
湿度が低くなりすぎると、皮膚やノドは乾燥します。身体の防御機能が低下し、インフルエンザや風邪になるリスクが上昇してしまうでしょう。
また湿度が低いと、同じ室温でも寒く感じてしまいがちです。乾燥状態のままエアコンの設定温度を上げても、快適には過ごせません。
適正湿度をキープできれば、これらの問題は解消できます。