レタスは包丁で切ってもいい? JA全農の答えに「そうだったのか!」「知らなかった」
栄養が豊富な上に、サラダをはじめとする、さまざまな調理方法があるレタス。
夏が旬とされていますが、通年流通されているため、スーパーマーケットなどに行くと、手に取る機会の多い食材ではないでしょうか。
JA全農が明かす『レタスをちぎる理由』
サラダに混ぜるなど、レタスを小さくする必要がある場合、大半の人はレタスを手でちぎっているはず。
では、わざわざ手でちぎる必要があるのでしょうか。小さくするだけなら、包丁を使ったほうが早く済むかもしれません。
きっと大半の人は、レタスをちぎる理由について深くは考えず、単に「そう教わったから」と思っていることでしょう。
全国農業協同組合連合会(通称:JA全農)として、長野県内の農業を支援するJA全農長野は、レタスをちぎる理由について「レタス内の繊維の破壊を最小限に抑えることができるため」と説明。
ウェブサイトにて、このように情報を発信しています。
包丁で切るよりも手でちぎった方が、レタス内の繊維の破壊を最小限に抑えることができるので変色しにくくなります。
手でちぎった方が、旬の"シャキシャキ"感をより味わうことが出来ますし、ドレッシングも絡みやすいと言われています。
JA全農長野ーより引用
※写真はイメージ
レタスといえば、噛んだ瞬間にいい音がする、みずみずしい『シャキシャキ感』が魅力。
あの『シャキシャキ感』は、実は手でちぎる工程によって守られているのだとか!包丁を使ってザクザクと切るよりも、手で優しくちぎるほうが、レタスへのダメージを減らすことができるのだそうです。
レタスを手でちぎる作業には、しっかりと意味があったことが分かる、JA全農長野の解説。普段から手でちぎっていても、知らなかった人も多いのではないでしょうか。
効率を考えると、包丁を使ったほうが楽なのかもしれません。ですが、『シャキシャキ感』を守るためにも、ぜひひと手間かけてみてください!
[文・構成/grape編集部]
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