「茶渋には漂白剤がいいけど…」 思わぬ注意点に「知らなかった」
塩素系漂白剤を使う場合
短時間で茶渋を落としたい時は、より漂白効果の強い塩素系漂白剤に浸ける方法があります。
泡タイプの場合、直接茶渋に塗布して数分間放置してください。指定の濃度に薄めた漂白剤をコップに張り、数分間浸け置きしましょう。時間が経ったらしっかりすすぎます。
ただし、塩素系漂白剤は強力なので、食器の材質によっては傷めてしまうことも。
また、酢やクエン酸なども含む塩素系漂白剤に酸性洗剤が混ざると、塩素ガスが発生するため危険です。混ぜたり、連続して使用したりするのは避けてください。
※写真はイメージ
酸素系漂白剤を使う場合
酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤よりも漂白効果がマイルド。
そのため、浸け置きの時間はかかりますが、食器の材質を傷めにくいというメリットがあります。
塩素系の臭いが苦手な人やカップの汚れが軽い場合は、酸素系漂白剤を使うといいでしょう。
酸素系漂白剤の主成分の過炭酸ナトリウムは、40~60度のお湯で効果が現れやすくなります。この温度で溶かした漂白剤をコップに張り、1時間程度浸け置きしましょう。
時間が経ったらスポンジで軽くこすりながら、洗い流します。