鶏肉の保存は冷蔵と冷凍、どっち? 事実に「ためになった」「実践します」
いろんな料理に使えて肉類の中でもリーズナブルな『鶏肉』は、毎日の食卓に欠かせない食材です。
そんなおいしくて使い勝手のいい鶏肉ですが、「まとめ買いしたけど使い切れなかった…」という経験もあるかもしれません。鶏肉を新鮮な状態で保存するにはどうしたらいいのでしょうか。
上手な保存方法を、『生のまま』『ゆでてから』『下味を付けてから』に分けて解説します。
鶏肉の上手な保存方法
鶏肉を買いすぎて食べ切れない時は、すぐに冷凍保存しましょう。新鮮な状態でおいしさを逃がさずに冷凍保存する方法を解説します。おすすめの解凍方法も紹介しているので参考にしてみてください。
保存容器で有名なiwaki(イワキ)の公式サイトでは、鶏肉を新鮮な状態で保存する方法や注意点などを紹介しています。
それでは、鶏肉の保存方法について詳しく見ていきましょう。
鶏肉をできるだけ長く保存したい場合は『冷凍保存』がおすすめです。鶏肉を使いやすい大きさにカットしてから冷凍すれば、必要な時にすぐに使えて便利です。
鶏肉を冷凍する方法は、部位に関係なく『生のまま』『ゆでてから』『下味を付けてから』の3つに分けられます。それぞれの具体的な方法を紹介します。
生のまま冷凍保存する方法
1.パックから鶏肉を取り出し、キッチンペーパーなどでドリップや水気を拭き取る
2.必要に応じて、好みの大きさにカットする
3.小分けにしてラップで包む
4.保存容器に入れて冷凍庫で保存する
イワキーより引用
生のまま冷凍する場合、下処理の手間がかからないので時間がない時におすすめです。
パックから取り出して、臭みの原因になるドリップを拭き取るのがポイントです。また、冷凍する際には熱伝導率の高い金属製トレーにのせると、冷凍までの時間を減らすことができます。
冷凍庫に急速冷凍機能があれば活用しましょう。
ゆでてから冷凍保存する方法
1.鶏肉に火が通るまで茹でる
2.火を止めて粗熱を取る
3.必要に応じて鶏肉をほぐす
4.ラップをしたら保存容器に入れて冷凍庫で保存する
イワキーより引用
下ゆでして火を通してから冷凍すると、料理の時短につながります。ゆでた鶏肉をほぐしておくと解凍後の調理に使いやすくて便利です。ゆでる時にショウガや長ネギ、酒などを加えると、鶏肉に下味を付けることができるほか、ゆで汁をスープに活用することもできます。
下味を付けてから冷凍保存する方法
1.キッチンペーパーなどでドリップや水気を拭き取る
2.使いやすい大きさにカットする
3.砂糖や塩、塩こうじなど調味料をもみ込む
4.保存容器に入れて冷凍庫で保存する
イワキーより引用
どの料理に使いたいか用途が決まっている場合は、下味を付けておくと解凍後の手間が省けます。味もしっかりと染み込んでおいしさもアップします。
冷凍した鶏肉を解凍する場合は、冷蔵庫に移して自然解凍するか、氷水に浸けてゆっくりと解凍しましょう。この時、完全に解凍するのではなく『半解凍』にするのもポイントです。
電子レンジでも解凍できますが、解凍ムラができたり水分と一緒にうまみ成分が流れ出たりするのでおすすめできません。
鶏肉を冷蔵庫で保存する場合は2~3日程度しか持ちませんが、冷凍保存なら2~3週間も長持ちさせることができます。紹介した方法を参考にしておいしく便利に保存しましょう。
[文・構成/grape編集部]