『ゴジラ-1.0』がアカデミー賞を受賞 山崎貴監督のスピーチに「泣ける」「やりましたね!」
日本時間の2024年3月11日、アカデミー賞の各賞の発表がアメリカ、ロサンゼルスで行われ、日本映画『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞しました。
同賞は、その年の最も優れた視覚効果(以下、VFX)を使った映画に与えられるもので、日本映画が受賞するのは、初となります。
授賞式では、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんによって受賞の発表がされると、ゴジラの像を抱えた山崎貴監督ら4名の日本人スタッフが壇上に上がり、オスカー像を受け取りました。
山崎監督は、用意した原稿を見ながら、英語で次のようにスピーチをしています。
40年以上前に『スターウォーズ』と『未知との遭遇』を見たショックからキャリアを始めました。
ハリウッドから遠く離れた私にとって、ここは手に届かない場所でした。ノミネートの瞬間、私たちはまさにロッキー・バルボアで、強大な敵の前でリングに立たせてもらえたことが、すでに奇跡でした。
しかし私たちは今ここにいます。
ハリウッドから遠く離れた所にいるVFXアーティストのみなさん!ハリウッドがあなたたちにもチャンスがあることを証明してくれたよ!
最後に、『ゴジラ-1.0』に携わった人々を代表して、阿部秀司プロデューサーに報告したいと思います。