賞味期限切れのミネラルウォーター、飲んでもいい? 企業の回答に「そうなんだ」
おいしい水を手軽に飲めるペットボトル入りミネラルウォーターは便利ですよね。
中には、地震など災害時のためにミネラルウォーターを備蓄しているという人もいるはず。
では、ミネラルウォーターはいつまで飲めるものなのでしょうか。
ミネラルウォーターの製造・販売を行っている、株式会社富士山の天然水(以下、富士山の天然水)に取材しました。
ミネラルウォーターは基本腐らない
富士山の天然水にうかがったところ、ろ過や熱処理などを行い、無菌状態にしてボトルに詰めたミネラルウォーターは基本的には腐らないそうです。
水が悪くなる、腐るといった飲めない状態になるのは、水の中に混入した雑菌などのため。
水自体を無菌状態にして詰め、外気に触れないようにすれば、腐らない状態になるとのこと。
無菌状態にするためには、当然ボトリング自体も無菌で行わなければなりません。
ボトリングする際に水と一緒に菌などが入ってしまうと、元も子もないからです。
水自体を無菌にするには、大きく分けて「加熱処理する」「ろ過処理を行う」という2つの方法があるとのこと。
富士山の天然水では、富士山の地下水脈を汲み上げ、この原水を1.0μm、0.45μm、0.2μm × 2の合計4層のフィルターで、ろ過処理した非加熱処理を行い、処理した水をクリーンルームで無菌ボトリングします。