企業「温度維持だけではなく…」 風呂ふたの思わぬメリットに「意表を突かれた」
お風呂のお湯を冷まさないために使う、浴槽のふた。実はそれ以外にも意外な役割を果たしていることをご存じですか。ライオン株式会社が運営するX(旧Twitter)公式アカウント『ライオンLidea-リディア』(@lidea_lion)より紹介します。
浴槽のふたを使うメリットは主に3つ
ライオン公式アカウントがX上で発信している『お風呂のふたを使う効果』は、以下の3つです。
・お湯が冷めにくくなる
・浴室内の湿気を抑える
・皮脂汚れや湯気に乗って浴室全体に広がるのを防ぐ
浴槽のふたを使う主な目的は、お湯の温度をキープすること。自分より後で入浴する家族のため、浴槽にふたをしているという人も多いのではないでしょうか。お湯の温度の低下を防げれば、温め直す際の光熱費も削減できるでしょう。
浴槽のふたの中には、保温性に優れた製品も多くあります。
「きちんとふたを閉めていても、あっという間にお湯が冷めてしまう」という場合は、ぜひ買い替えについても検討してみてください。また、アルミ製の保温シートなどを併用するのもおすすめです。
実はカビ予防にも効果的
浴槽のふたは、浴室掃除を楽にするためのアイテムとしても効果を発揮してくれます。温かいお湯をそのまま放置すれば、湯気となった水蒸気が室内に充満。浴室全体に広がった湿気は、壁で冷やされ水滴になるでしょう。水蒸気中には、皮脂汚れも含まれています。
適度な栄養と水分は、カビの繁殖に欠かせないもの。浴槽から立ち上る湯気をそのままにすれば、カビの繁殖に最適な環境を浴室全体に広げてしまうでしょう。
「一体なぜ浴室の天井や壁にまでカビ汚れが…」と疑問を抱く人も多いですが、こちらが原因の1つなのです。
浴槽のふたを使い、立ち上る湯気の量を最小限にできれば、そのぶんカビ予防につながります。面倒な浴室全体のお手入れも楽にできるのではないでしょうか。「自分が最後だからお湯が冷めても構わない」という場面でも、ふたを使うメリットは十分にあります。
一方で、湯気や皮脂汚れを遮るふたは、カビが繁殖しやすい環境が常に整っているといっても過言ではありません。浴槽や洗い場の床と同様に、こまめなお手入れを心掛けてください。
ライオン公式アカウントが投稿した『お風呂のふたの意外な役割』に対して、「初めて知った」という人も多いのではないでしょうか。浴室全体の掃除を楽にするためにも、浴槽のふたは欠かせないアイテムだといえるでしょう。
ぜひ上手に活用してみてください。
※X上で投稿を確認できます。
毎月26日は #風呂の日
— ライオン Lidea - リディア - (@lidea_lion) February 25, 2024
お風呂の脇役⁉️かもしれないけれど
実はいい仕事をしてる「お風呂のフタ」
湯船にフタをしておくと、お湯が冷めにくくなるのはもちろん
✅浴室内の湿気を抑える
✅皮脂汚れが湯気にのって浴室全体に広がるのを防ぐ
など「カビ予防」にもオススメ
上手に活用しましょ https://t.co/5hW9iaSSUv
[文・構成/grape編集部]