「障がい者はお礼を言わなくていい」に反論 車いすアイドルの意見に反響
きっと、他者の助けを得ることによって、「ありがとう」という言葉の中に「ごめんなさい」という謝罪の気持ちも含まれるため、何度も口に出すことに苦痛を感じる人もいるのでしょう。
猪狩さんは1人の車いすユーザーとして、そういった気持ちを汲みとった上で、「自分はただただ、お互いに気持ちのいい言葉として告げている」とコメント。
障がいに関する介助に限らず、「ありがとう」といわれた立場の気持ちを想像し、『幸せになれる言葉』として発しているといいます。
猪狩ともかの持論に「考えさせられる」の声
最後には、「世界中が『ありがとう』であふれるようになったら素敵ですよね」とつづった、猪狩さん。
投稿は拡散され、さまざまな意見が寄せられています。
・毎日何をするにもお礼をいうのは苦痛も感じるんだろうけど、自分はこのポジティブな考え方が好きだな。
・考えさせられた。障がいの有無は関係なく、やっぱりお礼は大切だと思う。
・自分も障がいがあるけれど、同意見です。こうして『1人の意見』として発信してくれたことに感謝します。
もちろんこれは猪狩さんの意見であり、一人ひとり考えは異なるため、明確な『正解』はありません。