2024年3月29日 17:14
バスタオル、何回使ってから洗う? 企業の回答がタメになる!
なお、洗濯していないタオルの不快臭は、細菌が汗や垢を分解する過程で生じるものです。
株式会社 衛生微生物研究センターーより引用
衛微研が過去に行った調査によると、使った直後のバスタオルには、1枚あたり数十個~数百個くらいの細菌が付いていたそうです。
一度使ったタオルを3日間洗濯せずに放置すると、細菌の数は数万個~数億個に増加したといいます。
使用後のバスタオルには、細菌の栄養となる汗や垢などが付くため、湿り気が多いほど、細菌の数は増えるのだとか。
バスタオルに繁殖する細菌の具体的な数を聞くと、恐怖すら感じますね。
また衛微研は、バスタオルの洗濯に関して、以下のように解説しています。
バスタオルは使用ごとの洗濯が望ましい
細菌が増殖したバスタオルを使えば、当然体には大量の菌が付きます。
それですぐ健康に影響が出ることはありませんが、皮膚に炎症がある場合などは症状が悪化する恐れがありますし、バスタオル自体も臭います。
これら細菌による影響をなるべく避けるということであれば、バスタオルも使用ごとの洗濯が望ましいでしょう。
洗濯できない日は天日や通風でよく乾かすようにし、雨天が続く際は乾きやすい薄めのタオルを使うのも一案です。