食パンの保存は冷蔵? 冷凍? 企業がすすめる保存のコツに「初めて知った」
ささっと食べられて便利でおいしい食パン。毎朝の食事のため、ストックしている家庭も多いでしょう。
その中でも、封を開けた後の食パンを冷蔵保存している人も多いのではないでしょうか。
しかし、冷蔵では食感が損なわれやすいため、おいしさを維持したまま保存するなら、実は冷凍がおすすめなのだとか。食パンの正しい保存方法についてご紹介します。
余った食パンは冷凍保存を
余った食パンは常温だとカビが生えやすいため、冷蔵庫で保存することも多いのですが、東京ガスが運営する公式サイト『ウチコト』の公式サイトの情報によると、冷蔵保存よりも冷凍保存のほうが向いているのだそうです。
その理由は、パンに含まれるグルテンが冷蔵庫の温度でパンの老化を進め、固くなってしまうためとのこと。せっかく保存しても食感を損ねてしまっては残念です。
冷凍ならその心配が少ないため、新鮮なうちに保存しておきましょう。
食パンを保存するときは、水分が逃げないように1枚1枚ラップでピッタリと包みましょう。その後、フリーザーパックに入れ、しっかりと空気を抜いて冷凍します。
ウチコト(東京ガス)ーより引用
冷凍での保存期間は約1~2週間です。その間に霜が付くようなことがあれば食パンから水分が逃げて食感が悪くなっていることが考えられるため、できるだけ霜が付かないうちに食べきってしまいましょう。
食べる時は解凍するのか
上手に冷凍保存できたとしても、間違った方法で焼いてしまってはおいしく食べられません。おいしく焼き上げるコツは『食パンに含まれている水分を逃がさない』ことなのだそうです。
そのため、冷凍したパンは凍ったままの状態から焼きましょう。
解凍すると解凍時に水分が逃げてしまうので、凍ったままの状態から焼くほうがパンの水分が逃げずにおいしく食べられます。
この時、アルミホイルに包んでからトースターで焼くと、できたてに近い美味しさを楽しめますよ。
ウチコト(東京ガス)ーより引用
水分を逃さないためには冷凍状態のまま焼く方法が正解のようです。アルミホイルも忘れずに使い、おいしく焼き上げましょう。
ほかにも、パンを入れる前にトースターを温めておいたり、置くお皿を温めておくのもパンをおいしく食べるコツとのことです。ご自宅にグリルがある人はグリルで焼くのもおすすめです。ガスコンロのグリルでパンを焼くと高温で短時間のうちに焼き上げられるので、カリッと香ばしく焼き上がるのだそう。こちらもぜひ取り入れてみたいコツですね。
余った食パンも東京ガスがおすすめする保存方法と焼き方で長くおいしく食べられます。取り入れやすいコツを意識して、最後の一枚までおいしくいただきましょう。
[文・構成/grape編集部]