シャワーを出したら「熱っ!」 企業に聞いた原因に「そうだったのか…」
シャワーから出るお湯は、設定温度を変えなければ熱さは変わらないはず。
しかし、夏など気温が高い時期は、「シャワーから出るお湯が設定している温度よりも熱い…」と感じることがありますよね。
設定は変えていないのに熱くなる原因はなんなのでしょうか。
水回りに関する事業を展開する、アイエフテクノサービス株式会社(以下、アイエフテクノサービス)協力のもと紹介します。
気温が高い日はシャワーの温度に要注意!
シャワーのお湯が設定温度より熱くなる原因について、アイエフテクノサービスは「気温が高い日は水道水の温度が高くなるため」と解説しています。
実は、気温が高くなると水道水が温まり、従来より水温が高くなるとのこと。
夏に水道から温かい水が出るのはこのためです。反対に冬は冷たくなるため、水道からも冷たい水が出ます。
給湯器は器内に流れ込んだ水道水を温めてお湯を作る仕組みです。
しかし、水道水の温度を検知し、その温度に応じて火力を調整する機能はありません。
そのため、水道水の温度が高くても、いつも通りに加熱してしまい、結果的にお湯の温度が高くなってしまいます。
気温が高い日にシャワーの温度がいつもより高くなるのは、こうした理由があるのです。