買った米、袋のまま保管しないで! メーカーの注意に「ヒッ…」
あなたは米をどのようにして保存していますか。米は生鮮食品なので、誤った方法で保管すると、劣化したり、食べられない状態になったりすることもあります。
では、米はどんな方法で保存するといいのでしょうか。
『あかふじ米』で有名な米穀卸売会社である、株式会社神明に聞いてみました。
米の適切な保管方法
――米を米袋のまま保管してもいい?
お米は、気温や湿度に影響を受けやすい食品です。
お米の品質に影響をおよぼす要素としては、虫の発生、水濡れによるカビの発生、直射日光や乾燥した空気によるヒビ割れ、酸化による食味低下、臭いの吸着などが考えられます。
お米の袋には通気のための穴が開いているため、米袋のままの保管は好ましくありません。
――米びつに保存すべき?
米びつは計量しやすく便利ですが、容器の内部に糠(ぬか)や米が残りやすく、虫の発生源となる場合があります。
米びつで保存する場合は、内部に古い米や糠がたまらないよう、お米の重ね入れを避け、一度お米を使い切ったら、必ず内部の清掃を行ってから新しいお米を補充しましょう。
――おすすめの保存方法は?
当社では、密閉可能な容器に入れて臭いが移らないようにして、湿気のない、通気のいい冷暗所に保存する方法をおすすめしています。