身近だけど意外と知らない! ごみ収集車の謎に迫ってみた
日々の暮らしの中で必ず出るごみ。みんなが出したごみを収集して処理しないと、社会生活が回りませんよね。
ごみ収集の際に活躍するのが、ごみ収集車です。ごみ収集用の特殊な車両は、塵芥(じんかい)車、あるいは塵芥収集車とも呼ばれます。
では、ごみ収集車はどのくらいの量のごみを収集できるのか知っていますか。気になったので、調べてみました。
ごみ収集車は約300世帯ぶんを収集可能
筆者が住む練馬区の地域では、1週間に二度、可燃ごみの収集が行われます。
筆者の家では、一度の収集に45ℓ入りのごみ袋がほぼいっぱいになるぐらいのごみを出します。
周囲の住人も同じくらいの量に見えるので、「この集積所だけでもかなりの量になりそう」と思っていました。
しかし、ごみ収集車はごみをゲートのところでぐーっと押しつぶして、できるだけたくさん詰め込める仕組みになっています。
では、1台のごみ収集車は何世帯ぶんのごみを収集できるのでしょうか。
練馬区役所にうかがったところ、「300世帯ぶん、1,000~1,200人ぶんのごみを収集できる」とのこと。すごい量に驚きますね。
ごみ収集車など、特殊な車両を手掛ける新明和工業株式会社(以下、新明和工業)