排水管から出られなくなっちゃった! 珍しい動物の『正体』がこちら
オーストラリアにはコアラやカンガルーを始め、さまざまな野生動物が生息しています。
そのオーストラリア最大の野生動物保護団体『WIRES』では毎日のように、助けを必要とする動物についての通報が寄せられるそうです。
排水管の中から見つかったのは?
この日も『WIRES』の救急隊員のネッドさんは、ある動物の救助に向かいました。
工事現場の排水管の中に、タスマニアデビルの子供が入り込んで出られなくなっていたのです。
タスマニアデビルはほかの動物の匂いをたどって排水管に入り、動けなくなったと思われました。
タスマニアデビルは幸いケガはしていませんでしたが、痩せ細り、体温が高かったのだとか。
ネッドさんは慎重にタスマニアデビルを排水管から取り出して、冷たく濡らしたタオルで体を拭いてあげました。
その後、3か月半にわたって献身的な世話とリハビリを行った後、元気になったタスマニアデビルは野生に帰されたということです。
『WIRES』がFacebookでこの出来事を報告すると、ネッドさんたちに称賛の声が上がりました。
・僕だったらそのパイプに手を突っ込まないと思う。あなたたちは在来の野生動物を助けるために素晴らしい仕事をしているよ。
・救助チームのみなさん、ありがとう!・このタスマニアデビルは救助してもらえてラッキーだったね。
人に慣れていない野生動物を助けるのは、人に危険が及ぶ場合もあるでしょう。
それでも『WIRES』のスタッフは24時間365日休むことなく対応し、年間で13万匹以上の野生動物の保護や支援をしているとのこと。
この地球上で人と動物が共存するために尽力している人たちに、感謝したいですね。
[文・構成/grape編集部]
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