白髪染めする時は注意して! 消費者庁の注意喚起に「うかつだった」「気を付けます」
髪色をおしゃれに変化させられる染毛剤。「白髪を隠すため、自宅で手軽に使える染毛剤を使っている」という人も多いのではないでしょうか。
私たちにとって非常に身近なアイテムですが、使用時に注意すべきポイントもあります。
消費者庁が消費者に対する情報提供を目的に運営する『消費者教育ポータルサイト』に掲載されている、染毛剤の注意点を見ていきましょう。
染毛剤の使用でアレルギー反応のリスクあり
消費者教育ポータルサイトで注意喚起しているのは、染毛剤によるアレルギーの発症です。実際に以下のようなトラブルが起きました。
60歳代の男性がインターネット通販で購入した白髪染めを使用したところ、アレルギーを発症。皮膚のかゆみや目の充血・腫れ、下唇の腫れ、皮膚の湿疹といった症状が現れた。
皮膚科を受診し薬を飲むことで症状は改善したものの、再度白髪染めを使用した際に、同様の症状が出た。
この事例に対して、消費者教育ポータルサイトでは以下のように説明しています。
ヘアカラーリング剤の中でも白髪染めなどの酸化染毛剤は、主成分によりアレルギー性の皮膚炎を起こしやすい傾向があります。
初めてのアレルギー症状が軽かった場合でも、治まった後に再度使用すると、だんだん症状が重くなり、重篤な症状が現れるケースもあります。