2024年5月14日 15:59
その貝、食べても大丈夫? 注意喚起に「怖いな」「マジで気を付けて!」
3~7月頃は潮干狩りのシーズン。
潮干狩りでは、決められた海岸の区画で、自らの手でアサリなどの貝を採る体験ができます。自分が採った貝の味は格別で、忘れがたい思い出となりそうですよね!
しかし、潮干狩りでは、あるポイントに注意しないとマイナス方面の『忘れられない思い出』になってしまうかもしれません。
潮干狩りの貝は食中毒に注意!
北海道のウェブサイトでは、潮干狩りについての注意喚起が掲載されています。
二枚貝が食べるプランクトンの中には、『有毒プランクトン』があるとのこと。
『有毒プランクトン』が発生した海域で育った二枚貝は、体内に貝毒を蓄積しており、人が食べると次のような症状を引き起こすようです。
貝毒による食中毒の症状は、二枚貝が蓄積している毒の種類により、2つのタイプにわかれます。
(1)麻痺性貝毒
食後30分ほどで口唇、舌、顔面のしびれが生じ、しびれが四肢末端に広がるとともに麻痺に変わっていきます。
重症の場合は運動失調を起こし、呼吸麻痺で死亡することがあります。
(2)下痢性貝毒
食後30分から数時間で水様下痢や嘔吐、吐き気、腹痛など消化器系の症状を生じます。