カチカチになった水垢 パナソニックが教える『アレ』を使った落とし方
空気が乾燥している時期、加湿器はとても助かる家電です。
しかし加湿器を使っていると、水を入れるタンク内部などに白いざらざらした砂粒のような汚れが付くことがありますよね。
この汚れをきれい落とす方法はあるのでしょうか。総合家電メーカーのパナソニック株式会社(以下、パナソニック)に取材しました。
加湿器の汚れを放置すると…
結論からいうと、白い汚れが付くのは水道水を使うためです。パナソニックによると…。
水道水には殺菌・消毒を行うカルキが使われているため、水道水を使う限り、カルキ汚れは必ず付着します。
また、水道水には炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムといったミネラル分も含まれており、これらが堆積したものが水垢になります。
通常の汚れはヌルヌルしたものが多いですが、水垢やカルキ汚れはザラザラとした感触になります。
付着したままの水道水が乾き、カルキやミネラル分が残ってできたのが、白い汚れになるのです。
この白い汚れは、いきなり健康を損なうといったものではありません。
しかし、この汚れを放置するとどんどん堆積して、石状になってしまいます。
タンクの掃除をさぼると汚れが蓄積して、水タンクがセットしにくくなり、最悪の場合、水漏れして漏電につながる可能性もあります。