「お湯洗いは避けて」 服に付いた血液のシミを落とす方法
衣類に血液が付いてしまったら、当然きれいにしたくなるもの。特に子供がいるご家庭では、そういったシーンも多いかもしれません。
落としにくいイメージのある血液汚れですが、ちょっとした注意点さえ気を付ければ、簡単・きれいに落とせるのです。
この記事では、血液汚れの落とし方を解説したSNS投稿をご紹介します。
血液汚れはぬるま湯で洗おう
血液をお湯で洗うと血液に含まれるたんぱく質が硬くなり、汚れがより落ちにくくなるのでおすすめできません。
ではどのように洗えばよいのか、具体的な洗濯方法をライオンの生活情報サイト『Lidea(リディア)』公式X(@lidea_lion)にて紹介しています。暮らしに役立つライフハックを多数投稿しているLideaから、血液汚れについても学んでいきましょう。
血液汚れは40℃以下のぬるま湯で、できるだけ早く洗い流すことがポイントです。
血液は50℃以上で凝固して繊維にこびり付くため、熱湯は使用できません。また、血液は時間とともに酸化・乾燥します。乾いてしまうと落とすのが難しくなるため、きれいに落とすにはスピードが勝負です。
血液汚れの基本的な落とし方として、つけ置きをした後にもみ洗いをします。まずは洗濯表示にて漂白剤が使用できるかを事前に確認してから、血液のシミに漂白剤やシミ用部分洗い洗剤を直接付けましょう。
その後、洗剤の入った洗濯液に30分~1時間ほどつけ置きます。シミがある程度落ちているのが確認できたら、ほかの衣類と一緒に洗濯してOKです。
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— ライオン Lidea - リディア - (@lidea_lion) March 13, 2024
衣類の“血液汚れ”の上手な落とし方
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血液はお湯で洗うと落ちにくくなるので
「40℃以下のぬるま湯で、できるだけ早く洗い流す」のが
あとは
洗濯表示で漂白剤使用可であることを確認
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漂白剤やシミ用部分洗い剤を直接つける
⬇️
洗剤の入った洗濯液につけおき
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他の衣類と一緒にお洗濯
酸化した汚れは中和させることで落としやすくなるため、洗濯液はアルカリ性の粉末洗剤でつくることをおすすめします。
すぐに洗濯できる状況でない場合は、応急処置をしておくだけでも、後のお手入れがラクです。ハンカチやタオルを軽く濡らして、ハンドソープなどで叩きながら汚れをとっておいてください。
たたき方のコツは、汚れている部分の外側から内側に向かってたたくこと。もし逆にたたいてしまうとシミが大きくなったり、残ってしまったりするので注意してください。
応急処置後に帰宅したら、なるべく早くつけ置き洗いをしましょう。
[文・構成/grape編集部]