「消費者の方々にも知ってほしい」 サクランボの『双子果』、各地で異常発生相次ぐ
――今後、同園で『双子果』の販売予定はある?
今年は『双子果』を自宅用として販売します。
来年以降はECサイトでの販売や食育活動への使用を検討しています。また、飲食店などに営業をかけてみることも考えています。
同園が語るように、生産者の多くは「消費者にも『双子果』の存在を理解してほしい」と願っているのかもしれません。
天候は人間がコントロールできるものではありません。そのため、天候によって『双子果』のような規格外品が生まれてしまうのは、仕方がないといえます。
『双子果』がどのようなものであるのか、また何が原因で異常発生してしまったのか。SNSなどを通じて『双子果』に関して理解する人が増えれば、「試しに購入してみよう」と考える人も増加し、生産者の危機を救うことにつながるでしょう。
[文・構成/grape編集部]
おすすめの柿の剥き方は? JA全農の投稿に「なんで思い付かなかったんだろう」