キュウリに強い苦みを感じたら食べないで 各自治体が注意呼びかけ
![※写真はイメージ](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FGrape%252F2024%252FGrape_1640872%252FGrape_1640872_4ea44dc49b52db1a181d_1.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
キュウリやカボチャ、ズッキーニ、メロンといった、身近なウリ科の野菜や果物。
スーパーマーケットなどで気軽に購入できるため、よく食べる人は多いでしょう。
そんなウリ科の野菜に、ある危険が潜んでいることをご存知でしょうか。
キュウリやカボチャ、強い苦味があったら食べないで
ウリ科の植物…特に『観賞用』として出回っているものには、苦味成分の『ククルビタシン類』が含まれています。
これを多量に摂取すると、腹痛や下痢などの症状が出る、食中毒を起こす可能性があるそうです。
食用のウリ科野菜や果物などについては、品種改良によって苦味成分はほとんど含まれなくなっているとのこと。
しかし、ごくまれにククルビタシン類を含む株が発生することがあるため、各自治体が注意喚起をしています。
和歌山県のウェブサイトでは、ウリ科の植物を食べる際、以下のポイントに注意するよう呼びかけていました。
・観賞用のウリ科植物についた実は食べないようにしましょう。
・食用のウリ科植物を調理する場合は、調理前に軽く味見しましょう。
・苦味が強すぎる場合は、ククルビタシン類を多く含む可能性がありますので、食べないようにしましょう。