接着剤を使う時は注意して! 国民生活センターの呼びかけに「知らなかった」
デジタル化が進んだ現代でも、日常生活のさまざまな場面で活躍する文房具。
子供の頃から身近な道具であるため、使用するにあたって「今更、使い方を確認するまでもない」と思っている人が大半でしょう。
しかし、使い方によっては、ケガにつながってしまうおそれがあることをご存じですか。
国民生活センターが『接着剤でのやけど』に注意喚起
2024年6月19日、消費者庁が管轄している独立行政法人国民生活センターは、ウェブサイトを更新。
瞬間接着剤が原因で、1か月以上の通院を要するやけどを負ったケースを紹介し、注意を呼びかけました。
のりや木工ボンド以上に接着力が強く、家具の修理などでも活躍する瞬間接着剤。しかし、効力の高さゆえ、時には人体に危険を及ぼす可能性もあるようです。
今回報告されたケースでは、つけ爪用の接着剤が手指に垂れ、ティッシュペーパーで拭き取ったところ、Ⅱ度のやけどを負ってしまったとのこと。
その原因について、国民生活センターはこのように説明しています。
つけ爪やモノを短時間で接着させるために用いられる瞬間接着剤の主成分には、一般的にシアノアクリレート系の物質が使用されています。