くらし情報『接着剤を使う時は注意して! 国民生活センターの呼びかけに「知らなかった」』

接着剤を使う時は注意して! 国民生活センターの呼びかけに「知らなかった」

シアノアクリレート系の物質は、空気中や接着面の水分と反応して重合し硬化する際に反応熱が発生します。

特に、ティッシュペーパーや布などに染みこんで表面積が拡大すると、化学反応が急激に進み大きな反応熱が発生することがあり、その部分に触れるとやけどをするおそれがあります。

国民生活センターーより引用

やけどはⅠ~Ⅲ度に分類されており、表皮だけでなく、真皮にまで熱傷が及んだものが、Ⅱ度のやけどと分類されています。

接着剤の使用でやけどに発展しやすいのは、ティッシュペーパーで拭き取ろうとした場合。空気中や接着面の水分と反応することで熱が発生し、触れることでやけどを負う危険があるのだそうです。

また、報告されたケースには、「履いていたズボンに接着剤をこぼし、発熱によって足にⅡ度のやけどを負った」というものもあるといいます。

国民生活センターは、接着剤を使用する上での注意点について、このように述べています。・瞬間接着剤はティッシュペーパーや衣類などの染みこみやすい繊維質のものに染みこむと短時間で発熱し、やけどをする場合があるので注意しましょう。

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