「一歩間違うと食中毒」 話題の調理法に、アイリスオーヤマが注意喚起
「焼く・蒸す・煮るに次ぐ第4の調理法」などといわれ、注目が集まっている低温調理。
低温調理は簡単にいうと、低温調理器を使って、湯せんのような手法で食材を加熱する調理法です。
柔らかいローストビーフが簡単に作れるなどメリットも大きく、自宅で試す人もいますが、実は注意点もあるのです。
本記事では、低温調理器を開発・販売しているアイリスオーヤマ株式会社(以下、アイリスオーヤマ)に取材しました。
低温調理の意外な注意点
低温調理は食材をじっくりと低温で加熱する方法ですが、気を付けなければいけない点があります。
アイリスオーヤマによると、「低温で調理を行うため高温による殺菌ができない」といいます。
そのため、「調理方法を誤ると食中毒になるリスクを伴います」とのこと。
低温調理を行うにあたり、アイリスオーヤマでは、以下のような注意喚起を行っています。
●調理前に手や器具をよく洗い、衛生的に調理してください。
●食材は新鮮なものを使用し、調理に使用する密封袋は毎回新しいものを使用してください。
●調理時には食材に直接手で触れないでください。
●調理時・保存時は、菌が繁殖する5~55°Cの温度帯は避けるようにしてください。