普通の砂糖・氷砂糖の違いって? 工業組合の回答に「だから選ばれるのか!」
5月末~7月が梅の旬。
この時期になると、スーパーマーケットなどの店頭には、梅酒や梅シロップを作る際に必要な材料が並びます。
梅の実やホワイトリカーのほか、氷砂糖の袋がたくさん積んであるのを、目にしたことがあるでしょう。
「糖分が必要なら、普段から料理に使っている粉状の砂糖でもよいのでは?」と思われますよね。なぜ、氷砂糖を使うのが一般的なのでしょうか。
果物を漬けるのに、氷砂糖が選ばれるわけ
そんな疑問に答えているのが、氷砂糖にまつわる情報を発信している、全日本氷糖工業組合。
いつも使っている砂糖との違いについて、次のように紹介しています。
氷砂糖は上白糖やグラニュー糖と原料は同じですが、いろいろな砂糖の中で一番純度が高い砂糖です。
そんな氷砂糖は果実を漬けるのにぴったりなんです。
全日本氷糖工業組合ーより引用
同組合によると、ゆっくり溶ける氷砂糖は、じっくりと果実のエキスを引き出すのに適しているそうです。
また、氷砂糖ならビン底に残ることなく、きれいに溶けるとか!
だから、果物を漬ける時によく選ばれているのですね。
梅だけじゃない!もっと使える氷砂糖
同組合によると、氷砂糖は梅に限らず、さまざまな果物と相性がいいとのこと。