エビの頭と尻尾、捨てた方がいい? 日本海老協会の回答に「早く知りたかった」
あなたはエビを食べる時、頭や尻尾はどうしていますか。
「食べずに捨てている」という人が多いかもしれませんが、実は上手に工夫すればおいしく口にすることができます。
では、エビの頭や尻尾をおいしく食べるには、どのようにすればいいのでしょうか。
魚食の普及と水産物の消費拡大を目指す『魚食普及推進センター』の早武忠利(はやたけ・ただとし)さんに聞きました。
早武さんは、国内の海老食を普及する『一般社団法人 日本海老協会』から、『名誉海老大使』に任命されています。
エビの頭や尻尾をおいしく食べよう!
――エビの頭や尻尾のおいしさや魅力とは?
まず、頭の部分はエビみそがおいしいですね。
頭はエビ全体の半分ぐらいの重さなので、捨ててしまって身の部分だけ食べるのは非常にもったいない行為です。
また、殻や尻尾が硬くても、フライや塩焼きなどパリッとさせれば食べやすくなります。
口に刺さらないように、トゲやケンを横にしながら奥歯でかみ砕くことで、安全においしく食べられます。
――エビの頭や尻尾をおいしく食べる方法は?
エビは熱を加えると赤くなるので、頭が付いている状態で加熱すると美しい見た目になります。