「もはや脅し」 山奥で目にした看板に「素晴らしい!」「よくぞ言った」
車やバイクなどの乗り物は、私たちの『足』となって遠方まで運んでくれる、文明の利器です。
しかし使い方を一歩誤れば、人の命を奪う凶器となってしまうことも。日本では毎日、全国で悲しい事故が発生しています。
事故を1件でも減らすため、社会で設けられているのが交通ルール。一人ひとりがルールを把握し、守ることで、社会が成り立っているといえるでしょう。
山奥で見かけた『注意喚起の看板』が話題に
全国各地の道路標識を調査している、滝原渡(@cluesign)さん。
ある日、東京都西多摩郡にある奥多摩町を訪れたところ、都内ではあまり見ることのない、珍しい看板を目にしたといいます。
西多摩郡が自然豊かな地域であることを念頭に置いた上で、看板の内容に目を通してみてください。
滝原さんによると、この看板があったのは同町にある奥多摩周遊道路川野ゲート。周囲は山であり、最寄りの圏央道や中央自動車道からも車で1時間以上かかります。
自然が美しく、静かで落ち着く場所ではありますが、それは何かが起こっても周囲に頼れる人が少ないということ。交通事故を起こしてしまっても、近くに大きな病院はありません。
「病院に収容されるまで2時間ほどかかります」