食べ切れなかった『パックごはん』 保存できる? 企業の説明に「納得した」
食事の準備をする余裕がない時、あると助かるのがパックごはんです。常温で長期保存できるため、自宅に常に置いているという人も多いのではないでしょうか。
そんなパックごはんで気になるのが、「一度温めたごはんを再度保存はできるのか」という点です。
『サトウのごはん』でおなじみのサトウ食品株式会社の公式サイトより、気になる回答を紹介します。
パックごはんの再保存は難しい
パックごはんを電子レンジで温めたものの、途中でお腹がいっぱいになってしまった…というケースは、決して珍しくはありません。
ごはんを少しだけおかわりしたい時でも、基本的にはパックごと温めることになります。温めた後のごはんが余った場合の対処法は、ぜひ頭に入れておきたいところです。
サトウ食品の公式サイトでは、消費者からの疑問に対して以下のように回答しています。
開封し電子レンジ調理したごはんは、お早めにお召し上がりください。
サトウ食品ーより引用
パックごはんを電子レンジで温めるためには、事前にフィルムを指定の場所まではがしておく必要があります。この時点で密閉状態が保てなくなるため、温め後の長期保存はできません。
自宅で炊いたごはんと同じように扱い、早めに食べ切る必要があります。
量の調整は温める前がおすすめ
食べ切れない量のごはんを温め、無駄にしてしまうのを防ぐためには、開封前の段階で量を調整するのがおすすめです。確実に食べ切れる量だけを温めるよう、意識してみてください。
『サトウのごはん』シリーズには、消費者のニーズに対応するため、さまざまな容量が用意されています。
一般的なのは200gですが、女性や子供にぴったりの150gタイプもあります。
このほかにも300g入りの『大盛り』に、130g入りの『かる~く一膳』など、種類豊富です。
パックごはんの買い置きをするなら、ぜひ容量が異なるタイプも購入してみてください。その日の食事の内容や食欲に応じて量を調整しやすくなるため、無駄なく最後まで食べ切れるのではないでしょうか。
開封して電子レンジ加熱した後のパックごはんを、再度長期保存するのは避けてください。普通に炊いたごはんと同じく、腐ってしまう恐れがあります。せっかくのごはんを無駄にしないためにも、家族の健康を守るためにも、正しい食べ方を意識しましょう。
[文・構成/grape編集部]