『お茶で水分補給はNG』は本当? 伊藤園の回答に「そうだったの!?」「マジか」
という疑問について、このようにつづっています。
カフェインには利尿作用があるといわれていますが、カフェインを400mgとっても利尿作用はないというデータが出ています。
このカフェイン量、お茶に換算すると、約2リットルです。お茶でカフェインを摂取することによる利尿作用の心配はほとんどないと考えられます。
お茶を飲むと脱水になる、と皆さんよく誤解されているのですが、脱水状態の時にお茶を飲んでも、利尿作用で排出することはありません。
お茶を飲んで尿をした体験のある方もいると思いますが、水分補給をした際、体液の濃さが一定より薄くなった場合、身体は余分な水分を排泄するしくみになっています。これは、水でもお茶でも一緒で、カフェインは関係ありません。水が足りれば、自然に排出されます。
また、食事の時にお茶など飲みやすい飲料を摂る習慣をつけることで脱水症状を防ぐことができます。
伊藤園健康フォーラムーより引用
噂とは異なり、「脱水時にお茶を飲むのは、水分補給として有効」という結果を述べた、伊藤園。
また、同社は2023年に奈良女子大学と共同で調査を行っており、軽度脱水時の緑茶の摂取は排尿を促進しないと結果を発表しています。