『ある隣人より』と書かれた手紙 内容に「なんて粋な人」「映画化して」
「家の整理をしていたら、出てきた」
及川悠介(@RautavaaraE)さんは、そんなひと言とともに、1枚のメモの写真をXで公開しました。
このメモは、2020年以降に新型コロナウイルス感染症が流行し始め、外出などが制限されていた、いわゆるコロナ禍に『ある隣人』から送られた手紙。
書かれていた内容に「感動した」という声が多数集まっています。
『ある隣人より』と書かれた手紙
及川さんは東京藝術大学、そしてパリ国立高等音楽院を卒業した、25歳のヴァイオリニスト。
コロナ禍に、海外から日本に帰国した際、数日間ホテルで隔離生活を送ったことがあったそうです。
部屋からまったく出られない状況の中で、及川さんは、周囲の人に配慮をしつつ、ヴァイオリンを弾いて過ごしていました。
時には「うるさいと思われていないかな」と不安に思うこともあったようです。
隔離生活がいよいよ終わる最終日の夜、配膳された弁当の袋に『その手紙』は入っていました。
長期の隔離の中で、あなたの素晴らしい音色に癒されました。
本当にありがとうございます。ぜひこれからも観客を喜ばせてください。
個人的にはショーソンとシベリウス、ブラームスを楽しみにしていました。