半年以上前のアイス、食べても大丈夫? 企業の回答に「そこを見るのか」
これからは、おいしさが損なわれない状態のうちに食べきりたいものです。
アイスが長期保存できる理由
アイスの外装をじっくり見た時、「賞味期限の表示がない!」と驚く人も多いかもしれません。実際、アイスには賞味期限の表示義務がないため、記載されていないのです。
アイスは品質の変化が極めて少ない食べ物であり、傷んだり腐ったりする恐れがほとんどありません。
極端な話、未開封でしっかりした温度管理がされた状態で保存されていれば、10年前のアイスでも食べられます。これなら森永乳業が「問題なく召し上がれます」と回答したことにも納得ですね。
ただし、これはあくまで『未開封』『しっかりした温度管理』の条件を守った上で保存されていた場合です。未開封でも温度管理が不適切であれば風味は落ちてしまい、開封していれば傷んでしまいます。
とくに開封済みのアイスは風味が落ちるスピードが速いため、できるだけ早く食べきりましょう。
保存の際は密閉容器を活用して
どうしてもしばらく保存しなければいけない場合には、密閉容器に平らになるように移し替え、ラップを密着させるようにして被せてからフタをして保存します。この時、冷凍用保存袋に入れられればなお安心です。