「みんなうまく潰せなかった」 アレを食べるスプーンに「初めて知った」
そこで、スプーン1本で食べられるよう『先割れ』という刺す機能を追加。
イチゴを刺せる尖りを持たせつつ、ケガをしないように丸めなければならないのは、かなりの工夫が必要だったそうです。
『いちごスプーン』(燕物産株式会社提供)
――『いちごスプーン』のバリエーションはほかにもある?
ヘッドの種類は、ノーマルタイプと先割れタイプの2種類です。
持ち手の部分である、ハンドルには複数のデザインがあり、弊社のオンラインショップで購入できる『Status』シリーズだけでなく、『月桂樹』『Quartz』『Current』『Polka Dots』『Fleru』シリーズなどが存在します。
――イチゴ用以外にも、フルーツ用に作られたスプーンはある?
『いちごスプーン』と同じように、日本で生まれたカトラリーがあります。
例えば『グレープフルーツスプーン』。今では、グレープフルーツは切って皮を剥いて食べていますが、昔は半分に切ってそのまま、スプーンでくり抜いて食べていました。
『グレープフルーツスプーン』は果実をくり抜けるように、ヘッド部分の縁がギザギザなのが特徴。
果肉は切れるけれど、口は切れないようにすることは大変でした。