冷蔵庫の庫室、どう使い分ける? パナソニックの回答に「もう悩まない」
パーシャルとチルド
最近では、パーシャル、チルドという特殊な庫室を備えた機種もあります。チルドとパーシャルの違いは温度です。
パーシャルは肉類や魚類が鮮度高く保存でき、温度は約マイナス3~1℃。
パーシャルでの保存に適しているのは、肉類や魚類です。細胞が完全に凍ることなく、わずかに凍っている状態になります。
そのため、冷蔵室やチルド室で保存するよりも鮮度を高く保てるのです。
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パナソニックによると「解凍の必要がないため、調理の時短効果も期待できます。冷凍まではせずに、調理にすぐ使えるように新鮮保存しておきたいという時にはパーシャルが向いています」とアドバイスがありました。
一方、チルドは納豆やチーズなどの保存に向いており、温度は約0~2℃。
チルドは、冷蔵室で保存する以上に長持ちさせたいものの、冷凍はさせたくない食材の保存に適しています。
パナソニックによれば「主に味噌や納豆などの発酵食品や、はんぺんのような練り物、固形のチーズや生クリームといった乳製品の保存に使うといいですね。また、漬け物などの水分含有量が少ないものもチルド保存に向いています」