乾燥剤はどう捨てる? メーカーの呼びかけに「恐ろしい」
お菓子の袋などに入っている、乾燥剤。
袋内の水分を吸収して乾燥状態を維持し、湿気による品質劣化を防ぐ効果があります。
自治体によってルールは異なりますが、乾燥剤は『可燃ごみ』として出すのが一般的です。しかし、乾燥剤の種類によっては、捨てる際に注意が必要な場合もあります。
生石灰乾燥剤を捨てる時『○○に注意して』
乾燥剤にはさまざまな種類があります。
中でも、『生石灰乾燥剤』は、取扱いに気を付けなければなりません。
※写真はイメージ
生石灰乾燥剤は、酸化カルシウムの水分を吸収する働きを生かして除湿する乾燥剤のこと。せんべいや海苔など食品の吸湿で多く使われています。
石灰製品の製造販売をする、矢橋工業株式会社のウェブサイトには、生石灰乾燥剤を捨てる際の注意点が記載されています。
市町村自治体の決まりに従って下さい。一般的には可燃ゴミ(燃えるゴミ)として扱っています。捨てる時には中身を出さないで下さい。また、中身が粒状でしたら、生石灰分を多く含んでいますので水気の有るものと接触させないで下さい。
(中身の生石灰と水気が直接接触すると発熱します)
中身が粉状でしたら消石灰になっていますので、そのまま捨てて下さい。